クライアントの「やりたいけど出来てない!」SNSにどう対応するか 

WEB制作

田舎でWEB制作をやっていると、体感ベースですが、
地方の企業さんがSNSを利用することはまず絶対数として少ないです。
またアカウントは持っているとしても、発信をしっかりできているは10分の1にも満たないです。

 

つまりは「SNS導入を渋っている」「やりたいとは思っているがやれてない」

大きくは以下の2点が課題であるかと思います。

ニュースでよくみかける「炎上」などのネガティブイメージ

もちろんリスク管理は大事ですが、適切に使っていれば、よほどのことが無い限り炎上などしないです。単にイメージからの恐怖を感じているだけなのです。

 

若い人ならこの辺のリテラシーはわかる方もいるとは思いますが、結局は物事を決めるのは少しお年を召した”お偉いさん”であることも。

偏見はありませんが、体感としてネットやSNSに関しては”怖い物” “危ない物” “よくわからない”という方も実際多いわけです。

 

我々はまず恐怖を取り除いてあげる必要があります。

つまりは、仕組みづくり。

 

“よくわからないから若手スタッフに任せて放置” にしているところも多く、

何をどうしていいのかわからないスタッフはアップを優先して、つい変なことを発信してしまうかもしれません。

 

私はこう言いたくなります。

「各家庭のポストに入れるチラシを作るのに、内容も全て若手スタッフ1人に任せて放置しますか?」

「CMを作るのに~~~~以下同文」

やっていることは同じです。

 

必ずチェック体制を置く(下書き保存⇒プレビューの鉄則)など、仕組みを作ることが大切です。

人的ミスは「気を付ける」といった曖昧な対策だと必ず失敗します。

原因はすべて仕組み(システム)にあると思います。

 

そして仮に「失礼な発言をしてしまった」「間違った情報を拡散してしまった」などミスが生じ、最悪炎上してしまった場合は、当事者は慌てふためきます。当然です。

 

我々は一緒になって慌てふためいている場合ではありません。冷静に対応しましょう。

大体の場合は、”間違いor失礼を訂正して謝罪文を出す”+”時間経過”で済みます。

ここで何度も何度も上塗りするようにSNSで発言しすぎると火に油、空回り状態に陥ります。

「まずは落ち着いてください。」と言ってあげてください。

 

「更新する人いないぞ」問題

これは結構深刻な問題で、人手不足のクライアントは大体これでつまずきます

 

A社を例に出すと、
・勢いでサイトにブログもつけたしFacebookも始めたよ!Instagramも!
・スタッフ全員で当番で回しながらやってるけどなんかうまくいかないよ!

 

スタッフさんは日頃の本業の傍らでやるわけですから、負担が増えるだけでなく、責任もあやふやでモチベーションが保てない。(そりゃそうです。仕方ないです。)

 

私の場合、思い切って

「専任の人を1人付けてください」

と言います。

大体は広告担当の方が就く場合が多いですが、本業の一部と思わないと

たとえ仕事であってもSNSは続きません。

(究極、1人新たに雇ってもいいと思うくらいには大事な仕事だと感じています。)

 

A社さんの例ではスタッフの当番制にしていました。実際に書く人間はその方法で回しても良いかとは思いますが、どのみち全体的な記事の把握をする人間(管理者)が一人必要です。

内容の重複やボリュームの調整、それこそ先に紹介した”失礼や間違い”などのリスク管理をするには、

書く人・管理する人の仕組みを作ることが重要です。

 

 

最後に…

地方ではまだまだSNSやブログに関する知識やリテラシーが行き渡っていない印象です。

※もちろん積極的に勉強し、前のめりで発信し続ける方も多くいらっしゃいます。

「どういう内容を発信すれば良いか」、「どのターゲットにどのSNSが効果的か」などは

ネットで調べれば資料やHow toはたくさん出てくるのでここでは割愛しますが、

クライアントがSNSに困っている場合は、まずは恐怖を取り、仕組みを作るよう提案してみましょう。

その上でのHow toだと思います。
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