【就職活動】”説明会から面接まで”で大事なこと

就職・転職

本記事はHow-toというよりは、どちらかというとコラムです。

このコロナ渦の中、就活生のみなさんはどう動いていくのか気になるところだし、心配です。

 

ちょっと昔を思い出しまして、どんな状況であろうと就活の本質は変わらないなと思ったので、内定をもらった実体験をもとに少しお話してみようと思います。

 

 

私はかつて多少の内定を頂きましたが、入社後にその時の担当者の話を聞くと、なぜ内定をもらえたかが見えてきました。

さらに、私自身 採用担当として面接を行った経験もあります。

 

さて、就活本やネット情報などでは、「マナー」など具体的な(小手先)テクニックが書いてあります。

 

ネット情報が飛び交う中、このマナーに関しては賛否両論あるとは思います。

確かに、「何そのマナー!?聞いたことないよ!?」という内容もあります。

ただ、前提として私は”マナー本は無駄”というつもりはありません。

 

なぜならマナーには「こういうときはこうしておけば失礼にはならないよね」という最低限の共通認識が込められているからです。

“挨拶”

“席に座るタイミング”

“言葉遣い”

など、最低限クリアしておきたい社会的な言動は存在します。

なによりも、採用担当からすると、マナーがどれだけこなせたかうんぬんよりも「ちゃんとマナーの勉強してくるぐらいにはしっかりしてるんだな」と、意識自体を評価されます。

 

ただ、あまりマナーで頭をいっぱいにし過ぎると、ガチガチに固まって柔軟に動けず、遠慮しすぎたり前に出るべきところで出れない時がありますので、よっぽど怒らせるような変な事をしない限り、気にしないで良いと思っています。

 

この記事で言いたいのは小手先のテクニックではなく、気概です。

 

 

何が大事か。答えは、

「相手から見てどう見えるか」

「自分が担当者ならどういう人を採用したいか」

を意識することに尽きます。

 

例えば、

大企業など、多人数の就活生を相手にする人事(担当者)の場合

この場合、担当者は何人も何人も見ていくわけですから当然1人1人を詳細に覚えているわけがありません。

まずは”印象に残る”必要があるわけです。

できれば面接までに、できる前準備(印象付)はしておきましょう。

 

つまり説明会です。

 

この時点であれば、合同企業説明会であろうが単独説明会であろうが、

面接時よりはフラットな雰囲気ですし、その時の担当者に質問などもしやすいでしょう。簡単な話題でいいです。質問しましょう。

「説明会で選考の意はありません」という前置きをする会社も多いですが、あなたが説明会の担当者ならどうでしょう。やっぱり気にしますよね。

 

私自身、内定・入社後にその時の担当者と話をしたところ「説明会の時点で見ていた(チェックしていた)」と言われました。

話を聞くときの態度、リアクション、目配せ、積極性など、しっかりチェックしていたというのです。

※その会社の採用方針による場合がありますので断言はできません

 

説明会では、「一緒にこの会を成立させましょう!」という気持ちで挑みましょう。

何か質問や意見を問われたとき、数秒間誰も手を挙げなかったら、「あーこれは空気悪くなるな、なんでもいいから喋ろう」と周りを見て判断したかのように手を挙げる。

内容が大したことなくても、担当者には「空気が読める人だな」「協力的だな」ということはしっかりと伝わります。

 

「前に手を挙げた就活生の質問が長かったな」と感じたら、みんなもそう感じているはずなので、「短めにまとめてさらっと流そう」と時間調整をしてあげる。

逆もまた然り、他の皆が淡泊だった場合は、ちょっとだけ長引かせる。

 

つまりは、裏方にまわった気持ちで臨むと良いでしょう。

 

就活生は自分の席にいると、たくさんの人の中に紛れ込むのでわかりづらいですが、担当者からは意外とよく見えます。

 

目をギラギラさせて自分のアピールに必死な人よりは、客観的に全体をコントロールできる人間の方が重宝されますし、好印象を与えます。

 

中小・零細企業など、比較的少人数の場合

少人数をじっくりと見ていくため、初めから細かいところまでチェックされます。

 

特にいきなり面談だったり、まず軽く挨拶など雑談してから面接に入るパターンもあるでしょう。

 

この時は、“目立つ”必要はありません。何もせずとも既に目立っています。

基本的には先に言及した「説明会」でのアレコレと同じではあるのですが、ここからは次のフェーズとして、採用担当者は何を思うかを考えましょう。

 

担当者は、質問されることが好き(な場合が多い)です。

みなさん、勉強や部活・サークルなどなんでも良いのですが、後輩から「〇〇について教えてください!」「〇〇についてどう思いますかー?」って質問されるのって、嬉しくないですか?

「しょうがねぇなーもう~教えてやんよ」と…まんざらでもない感じ。

 

担当者も人間なので、実は嬉しかったりします。社会人の先輩として応えてあげたいのです。

もっというと、自分の会社のことを説明するのって、何度も行うことなので飽きるんですよ。

 

気になることは全部聞くのが効果的です。

そしてじっくり話ができる場合は、「どういう人を採用したいか」ということもきっちり聴いていきましょう。

“いやらしいかな”と思う必要はありません。

 

本気度を見せるには、態度や小手先のマナーではなく、”言葉”しかないのです。何を考えてるか、何をアピールしたいかは言葉をどれだけ伝えられるです。

 

就活生は「採用されたい」採用担当者は「いい人を採用したい」ということはもうお互いわかっていることですから。

マッチングをしっかり行いましょう。

 

 

コロナの中でみなさん大変でしょうけど、みなさんにとって最適の企業に出逢えることを祈ります!

 

 

 

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