こんにちは、りゅうです。
私は2020年の4月あたりから(現在2021年8月)、興味のあったオンラインサロンに2つ入会しています。その感想を正直に書いていきます。
また、他のサロンの入会者(メンバー)から聞いた話や、様々な情報をもとに、サロンとはなんぞや、どんなサロンがあるのか、なども紹介します。
要するにオンラインサロンって?
オンラインサロンの定義は難しいですが、おそらく最もメジャーな形で共通するのは
- あえて閉鎖的にして治安を維持している
- おおよそ一人のオーナーによって立ち上げ、その人のファンや、方針に賛同した者が集う
- 月額課金である
- 内部の情報は外に漏らしてはいけない
- 何かしらの連絡手段(LINE、SNS、オフラインなど)を用いてオーナー対メンバー群、又はメンバー対メンバーのコミュニケーションをとる
こんなところでしょうか。
ちなみに私が入っている2つのサロンは大手で、芸能人(元 含む)がオーナーです。
さて、定義するのが難しいと言いましたが、その理由は「サロンによって内容(サービス)やできることが全然違う」ということです。
私が入会しているAサロンとBサロンをもとに説明していきます。
Aサロン(超有名)
Aサロンはその界隈では知らない人はいない、超有名なサロンです。
主なコンテンツとしては、
- Facebook上でオーナーが毎日メルマガのように情報を投稿している(ビシネス、エンタメ、その他)
- サロンメンバーのみで閉鎖されたTwitter鍵アカウントにて、それぞれ自由に活動する
- オーナー主催のイベントが不定期で起こり、任意で参加する
まとめると上記3つにはなりますが、それに限らずメンバー同士、又は地域ごとに何か企画したりなど見られます。
ただAサロンはメンバー数がとんでもなく多いということもあり、メンバー個人が目立つ・輝くということは難しく、どうしても受け身姿勢で居るメンバーが大半です。
基本的にFacebookとTwitter(鍵)を使って交流していくのですが、何かしら自主的な活動をして何かを得たい(有名になりたい、仕事に繋げたい、スキルを磨きたい)場合には、通常のSNSと同じ程度の難易度と思って良いと思います。
※もちろん、サロン内で有名になるメンバーもいます。
総括すると、オーナーの考えや仕事の中身が知りたい人にとってはとても良く、確かに情報のクオリティも高いと思いますが、どちらかというとオーナーを追っかけたいファン向けであり、自分が何かを高めるにはかなり能動的に努力する必要があると感じます。
Bサロン(結構有名)
Bサロンは、Aよりもメンバー数は少ないのですが、それでも元々名のある人物のサロンなのでそこそこ多いです。(3000人以上)
主なコンテンツとしては、
- Facebook上でオーナーが毎朝生配信をしている(いわゆる集会のようなもの)
- サロンメンバーのみで閉鎖されたTwitter鍵アカウントにて、それぞれ自由に活動する
- メンバーは、運営がFacebook上に用意した専用グループで生配信や作品の投稿などを行う(最低限のマナーを守れば内容は自由)
もともと決まった目的がないサロンです。
上記3つを見るとAサロンと若干似ていますが、人数が多すぎないということもあり、またメンバーが発信する環境が用意されているため、個が輝きやすい傾向にあります。
オーナーは企画の種を投げかけ、それに賛同したメンバーたちが随時スタッフとなり、メンバー自身が動いていきます。
そして、メンバーはFacebook上で自己紹介動画をアップしたり、上記に挙げた通り生配信や作品の投稿を行うため、地道に活動している人や何かしらスキルを持っている人はオーナーやメンバー達が覚えてくれます。
TwitterもAと同じく鍵アカウントで構成された閉鎖空間ですが、顔出し&実名推奨なので、めったなことは言えずツイートの品質・治安は非常に良いと思います。
総括すると、
Bサロンは目的が無い分その時々で自由にイベントが発生し、任意でメンバーが参加して楽しむことができます。また、メンバー同士の交流も広く深く、仲良くなりやすい環境であり顔や名前を覚えてもらいやすいです。
オンラインサロン、どう選ぶ?
オンラインサロンは多種多用ですが、おおまかに以下4つに分けられると思います。
ファンクラブ型
オーナーが芸能人や有名人であるパターンが多く、その人の動向を追いかけたい場合や、あわよくば自分を覚えてもらいたい、ファン同士にオーナーについて語り合いたいなど、オーナーの存在や活動が中心となるタイプです。
ファンクラブ型の主要なコンテンツは、いわゆるメルマガや広報のようなオーナーからの発信です。表では言えない話や仕事の裏側を話すなど、メンバーは受け手として情報を得ます。
趣味・スキル勉強型
プログラミングや、副業、投資、起業、音楽などなど、特定のジャンルに特化したパターンです。オーナーがその道のプロであることが多く、またスキルの高いメンバーが初心者メンバーに教えるなど、全員が先生と生徒になる参加型の塾のような形式が人気を得ているようです。
実際に何かを学びたいときには、身近にその道の先輩が居る環境に身を置くのは大切ですし、月額費を払ってでも入りたい人は多いでしょう。
メインテーマ型
ある1つのメインとなるゴールを設定して、オーナーがメンバーを巻き込んで活動していくタイプです。
例えばですが「プログラミングで開業してFIREするまで」「副業で月○○万稼ぐ」など。
オーナーよりもむしろこのテーマに賛同する人が集まるため、ファンクラブ型とは違い、何かしらの行動をしていくことになります。趣味・スキル勉強型とも似てますが、こちらは皆のゴールを決めているため、仕事でいうプロジェクトチームのような感覚かと思います。
自由活動型
特に主な目的を固定せず、その時々によりサロン内でのテーマが変わるタイプです。
メンバーが能動的である必要があり、あちこちで様々な企画やイベントが設けられます。
オーナーが何かテーマを投げかける場合もありますが、基本的にはメンバー同士であれこれ活動するため、コミュニケーションの頻度が高く、メンバー同士で仲良くなりやすいのが特徴です。
サロン内がSNS化しているともいえるため、自分で何か発信したい人や仲間を作りたい人には向いてますが、受け身になっていると損をしている状態になりがちです。
補足
オンラインサロンを上記4つに分けましたが、必ずどれか1つだけに当てはまるということは少なく、例えば「ファンクラブ型」だけど「自由活動型」でもあるというように、幅を持たせるよう環境を作るサロンも多いようです。
オンラインサロンはよく詐欺・搾取だとか言われるけど?
これに関しては、「そういうサロンもある」としかいえません。
結局のところはただのWEBコミュニティの別称であり、「こういうものがオンラインサロンだ」という言い方は出来ないため、良いサロンもあれば、悪いサロンもあります。
実際に会費とサービスが釣り合ってないとメンバーが感じてしまう場合は、サロン側の力不足ということでしょう。
一方で、自分の目的や野望にそぐわなかった場合にマイナスイメージを持たれる人もいるかと思いますが、厳しくいうとうまくマッチングできなかった自己責任ということになります。
そのサロンが、宣伝文句とまったく違う内容・クオリティだった、または嘘があった、という場合は「詐欺」「搾取」と呼ばれても仕方ありませんね。
結局のところ”メンバー個人が満足しているか”、”会費以外のお金を強制的に払わせられていないか” という点が重要かと思います。
(入ってみないとわからないのが難点ですが)
まとめ
私が入会しているAサロンとBサロンは、どちらも「ファンクラブ型」でもあり「自由活動型」でもあります。単に同じ趣味嗜好やスキルを持つ集団ではないため、「いろんな人が集まってる」感は似ています。しかし、オーナーや運営によって形態は異なります。
「何か情報を得たい」「友達が欲しい」「スキルを磨きたい」「目立ちたい」「横のつながりが欲しい」など、目的によって最適なサロンというのは変わります。
私の場合、仕事であるWEBの事や、趣味の音楽活動について発信し、横のつながりやファンを得たいという目的(欲望)がありました。
そんな中Aサロンでは、一応鍵Twitterで発信などはしていましたし、一度オフ会にも参加しましたが、個同士の繋がりというのが薄い印象でした。人数も多いですし、よっぽど積極的に発信、コミュニケーションをとっていかないと自分を出していくのは難しいと感じます。
一方でBサロンはそこそこの人数感で、メンバーが発信する環境が多く設定されていたため、今ではそこそこに覚えられ、友人も増えました。個人的には活動がしやすい印象です。
ですので現在はAサロンを退会してBサロンに集中しています。
複数に入っていたからこそ、違いがわかって良かったと思っています。
AサロンよりBサロンの方が良いということではなく、自分の目的や、そのサロンのタイプによってうまくマッチングできるかという話ですので、
サロン自体を気になっている方、実際に入会してみたい方は、1ヶ月だけでもつまみ食いしてみることをお勧めします。
(1ヶ月だけでも雰囲気はつかめますし、初心者に対する先輩メンバーのアクションを見ると、いわゆる治安や民度もわかります)
実際にお金がかかってしまうのが難点ですが、私は勉強代と思って入ってみました。
何か参考になれば幸いです。
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