学生の方でもそうですし、社会人でも改めて自分の適正ってなんだろうとか悩みませんか?
自分のこととなると途端にわからなくなるのが人間だと思います。
そこで私が本やネットなど読み漁った中で、
“すぐに出来て”
“効果的”
だろうと思う「見つけ方」を2つお伝えします。
いろんなことに手を出してみる
シンプルでありきたりなようですけど、まずはこれだろうなと思います。
「山登りの良さは山を登ってみないとわからない」
「絵本の面白さは絵を描いてみなきゃわからない」
ただここで大事なのが、
「全部継続しなくても良いよ」ってことです。
特に日本人は、継続って言葉に縛られがちだと感じます。
石の上にも3年って言葉もありますが、長くやればやるほど良いという文化・美学ってあると思うんです。
勿論「継続」自体を否定する気はなくて、続けることで見えてくることはたくさんあります。
しかしそれは「すぐやめること」に対して非常にネガティブなバイアスがかかってしまいます。
得意なこと、やりたいことを見つける という世界においては、三日坊主で良い。
むしろいろんな物を“つまみ食い”してみましょう。
こうすることによって、まずやってみたあれこれを「すぐやめた」か「結構続いた」っていうこと自体が自分にとっての重要な情報になります。単純に熱中できたか、好きを感じたかの指標になります。
一方で、選択肢を広げない方が良いという考えもある
いろんなことに手を出してみる とは言いつつも、選択肢が多いと人は決断しづらくなるという心理が働きます。
買い物をするときにジャムを20種類出されると人は迷い、6種類に絞ると選びやすくなる というものです。
そもそも選択肢は広げる必要はなく、現代ではすでにインプット過多である人も多いため、まずは「自己理解」が必要という考え方があります。
とはいえ、手を出してみる利点はある
選択肢を広げることの決断リスクはあるものの、いろんなことに手を出すことは悪いことではないと考えています。その1つとして、自分の中で共通項が見えてくるという利点があります。
例えば僕が昔やっていたことを掘り返すと、主に以下が挙げられます。
上記で共通していたのが、「言葉」で表現しているってことだったんです。
表現って絵だったり踊りだったり色々ありますけど、僕にとっては「言葉」で表現することってすごいシックリくる方法だったんですね。
実際、文章を書くのがそんなに苦じゃないことにも大人になって気づきました。
これは私の例ですが、こんな風に色々と手を出してみることで、得意なこと、やっていてスムーズなことが浮彫になっていくんですね。
今はインターネットでなんでもつまみ食いがしやすい。
やりかたも検索すればすぐ出てくるし、サークルだって見つけやすいし、SNSで初心者としてもぐりこんで、その道の先輩方の話もオンラインで聴けます。
なので、まずは思い切って1歩ずつだけでもいいからいろんな道へ踏み出してみる!
学校とか会社に行くだけではなかなか出来ませんので、休日にでもちょっとだけやってみるとかおすすめです。
「人の何に怒りを感じるか」を考える
日々、仕事や生活をしていて、人に対してどんなとき、何に怒りやイライラを感じますか?
別に身勝手な怒りでも構いません。思うがまま挙げてみてください。
例えば、
「あの人タイピングいつまでも遅くてイライラする」
「話の主旨がわかりづらくてイライラする」
「あの人のあの作業だけめちゃ遅いんだよね」
「電車で足広げてドーンと座る人にイライラする」
などなど。
あなたが生活していてよく思うこと。気になってしまうことですね。
これで何が導き出されるかというと、
自分は「そのことが出来るから相手にイライラしてしまう」ということらしいです。
自分は無意識に出来てしまう。だから出来ない人に対して「なんで出来ないの?」と思うことでイライラや怒りになってしまう。
このように、自分が誰かにイライラすることはつまり無意識・楽に出来てしまうことで、楽にできちゃうということは、”自分の得意なことである”というのがまず浮彫になります。
その上で自分がやりたいことというのは、自分にとって以下に苦手な要素がないか、ストレス負荷がないか が非常に重要なポイントになってきます。
自分にとって楽なことっていうのは、その先にやりたいことも埋もれてるかもしれません。
迷っている方はひとつ参考にしてみてはいかがでしょうか。
ちなみにもっと広く詳しく知りたい方へ…
私が読んだ中でもとてもわかりやすく、今回の記事でも参考になった本はこちらです。↓
よくまとまっており、将来を悩む学生さんから、転職や副業、趣味を考える社会人まで幅広く心に刺さると思います。
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